2008年12月18日木曜日

初めての島根,121年めの親和


これまで日本の中で訪れたことのない都道府県が5つ。そのうちの一つが島根県だった。過去形にしたのは,今週の頭に高校訪問の仕事で初めて足を踏み入れる機会に恵まれたから。

親和でも,地方での入試会場を準備している。一般A方式の初日,1月28日が最も多く,本学(鈴蘭台キャンパス)・三田・姫路・豊岡・大阪(梅田)・岡山・広島・米子・高松・松山と10会場である。一般入試の受験者の動向を知るべく,親和の学科関連の受験希望者を耕すべく,また,推薦入試の受験者のお礼を伝えるべく高校訪問を実施中なのだが,その一環として松江から大社,出雲,雲南,米子をひとまわりした。

ちょうどこれから一般入試の希望などについて生徒と話すという高校もあれば,私立は主に推薦での入学希望が多く,センター試験や一般入試は国公立を目指す生徒が多いという高校もあり,当然ながら様々である。

親和は,今年で創立121年を迎える。兵庫県内で現在大学を有している学校法人の中では,神戸女学院,聖和に続いて3番目に古い歴史を持っている(ちなみに,その次は関西学院)。ふと気づいたのだが,親和を除くこれらの学園はすべてミッション系であり,日本人が日本人のために,特定の宗教に基づかないで開いた学園としては親和が一番古く,以来,主に地元に密着する形で親和はその歴史を刻んできたことになる。そして,神戸から兵庫県内,近隣の府県へと翼を広げようとしているのである。そうした歴史の一翼を担えることを,誇りにも感じつつ高校の先生方とお話しさせていただいているのである。

たまたま,私が訪問した火曜日は本当に一日中光に満ちあふれた,しかも穏やかな天候に恵まれた。ここに掲げたのは,ようやく夕方になってから少し気分的な余裕ができて撮影した大山の様子である。このときにはすでに安来から米子へと車を走らせており,鳥取県に戻ってはいるのだけれど。山陰からひとりでも多くの受験生,そして入学生を迎えることができればと切に思う。

2 件のコメント:

fylgia さんのコメント...

大山美しいですね。
最初写真だけ見て富士山かと思いました。
大山には家族一家でスキーに出かけたことがあります。昔々を思い出しました。

Toshi さんのコメント...

コメントありがとうございます。松江から安来あたりの自動車道から本当に美しいぴかぴかの大山が見えていたのですが,なかなか写真を撮れる状況にならず,夕暮れになってからの1枚です。高校の先生にお聞きしたところ,きょうは本当にきれいで,ちょっと曇ると全く見えなくなってしまうとのことです。実にラッキーな訪問になりました。