
応用行動分析を中心とした,行動分析学の臨床系の本がこのところ多く出版されるようになってきた。そんな中で,島宗理先生(現法政大学)のパフォーマンスマネジメント以来,行動マネジメント系のよい本が出版されました。
集英社新書の行動分析学入門も版を重ねているとお聞きしたが,この本もそうなりそうである。目次を見れば一目瞭然,架空の会社を想定して現実場面における問題の捉え方,介入の方法の具体例を紹介しながら,強化,弱化,消去,スケジュールなどから,確率操作,ルール支配,トークンまで,行動分析学の基礎を学ぶことができる。
ビジネスの世界なんか私には関係ないと,最初からルールを消去の弁別刺激にしないで,ぜひ手にとって目を通して欲しい。
12月12日のコメントで紹介した2冊は現時点で吉野が借り出しています。ご希望の方は図書館または吉野まで直接ご連絡ください。
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