
この日から学習心理学の予定が遅れてまだ記憶が終わらず。記憶だけで1回半程度かかってしまっている。来週HM症例をベースとした長期記憶の分類から学習心理学に入る予定。
ハノイの塔の例は,図にあるパズル(Eduardo Lucasというフランスの数学者によって1883年に開発された)をHMという海馬摘出手術を受けたある患者が,その後選択的な記憶障害を発症したことを典型的に示す話である。そのパズルをやったこと,そのパズルをやるときに会った人などについては記憶に定着することはなかったものの,パズルのやり方はうまくなった(学習した)のである。ここから,記憶にはいくつかのタイプがあることなどが示唆される。その具体的内容については来週扱う。
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