2008年5月21日水曜日

心理学(共通教育) 第7回 認知その4, 学習・行動その1

第7回目でようやく学習に半歩足を踏み入れたところ。第7回というと,シラバスでは学習が終わっていなければならない段階。白状すれば,前任校では心理学は通年の科目だったため,どうしてもそんなペースになってしまいがちなのである。共通教育,一般教養としての心理学は,単に心理学を概観するだけでなく,とてもとてもおもしろい(独立しているように見える各領域が有機的に関わり合っていたりする)。そのおもしろさがわかるには,各領域を単に概観するだけでは不十分なような気がするのである。

かといって,シラバス通りに進んでいないのはルール違反。2週で1領域から1.5週で1領域というような形にしないと,おもしろさを云々する以前の話になってしまいかねない。

もうひとつ申し訳なく思うことは,リアクションペーパーのひとつひとつにきちんと回答や言及できないことである。最近聞いた話では,私の知り合いの先生は300人を越える受講生に毎回記名式でリアクションペーパーを書かせて,その翌週にひとりひとりにコメントを添えて返却しているとか。私の授業では,自由に内容を書いてもらうために,コメントを添えることができないでいる。何かよいアイディアがあればよいけれど・・・。たとえば,このブログ以外のサイトを準備して,そこにコメントを載せるとか・・・。

きょうの授業のまとめを最後に。長期記憶の分類と人間の行動のほとんどは学習行動であることこの2点が理解できればOK。

ちなみに,授業の中で言及したMortyはこちらから

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