2007年12月19日水曜日

学習心理学Ⅱ@松蔭 第11回 (12月13日)

遅くなってしまったけれど前回の報告。

第2回の小テストを実施。いつもながら,今回もきちんと受験してくれることに感謝。もちろん成績はまた別の話だけれど,テストが公正に実施できることはまず何よりも大切なことである。小テストはすでに採点済みだけれど,明日の授業で報告するためにここでは何も書かない。


さて,きょうから臨床の話。行動的なアプローチの臨床の基礎はあくまでも学習心理学である。もちろん「認知」のくっつかない学習心理学である。現実にはパヴロフ型とオペラントの2つの条件づけのどちらか一方だけで処理できる話ではないのだが,まずは導入としては典型的な例から始めなければならない。もちろん臨床だけではないのだけれど,これまで勉強してきた内容は日常場面の様々な行動を説明する枠組みを与えるものなのである。これを前提として理解してもらえれば,今回のパヴロフ型による獲得と介入の方法の説明,次回のオペラントによる獲得と介入,そして年明けのパフォーマンスマネジメントをより深く理解できるだろうし,自分自身を,これまでとは異なる新しい枠組みで捉えられるようになると思うのだけれど・・・。

0 件のコメント: