2008年6月9日月曜日

神戸松蔭 学習心理学Ⅰ第8回 パヴロフ型条件づけ(5): 随伴性空間

さて,パヴロフ型条件づけもいよいよ佳境に入ってきた。先週の信号機能の続きとしての情報獲得の基礎過程としてのパヴロフ型条件づけである。どうしても確率の話をしなければならないために,たぶん取っつきにくい話だろう。2つの確率差分でどのような条件づけが成立するかが決まると言われてもたぶん最初はイメージしにくいと思う。ただ,それが一度わかってしまえば,自分自身の日常的な思いにバイアスがかかっていたことに気づくまでには時間はかからない。

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