2008年6月13日金曜日

心理学レポート参考文献

レポート作成のための参考文献を紹介する。
1回生のしかも共通教育のための授業だから,図書館などにある一般教養の教科書の該当する章を適宜読んでもらうだけでもよいが,もっと勉強したい学生のために,比較的入手しやすそうなものを選んだ。図書館にあるものが含まれているが,ここでは特定しない。各自で調べてほしい。

A. 知覚・錯視
北岡明佳 (2007). だまされる視覚  化学同人
馬場雄二・田中康博 (2004). 試してナットク!錯視図典 講談社
藤田 一郎 (2007). 「見る」とはどういうことか―脳と心の関係をさぐる 化学同人
フリスビー, J.P. (1982). シーイング 誠信書房
後藤倬男・田中平八編 (2006). 錯視の科学ハンドブック 東京大学出版会
山口 真美 (2005). 視覚世界の謎に迫る―脳と視覚の実験心理学 講談社ブルーバックス

B. 記憶
池谷裕二 (2001). だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法 ライオン社
池谷裕二 (2001). 記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 講談社ブルーバックス
池谷裕二 (2007). 進化しすぎた脳 講談社ブル-バックス
池谷裕二・糸井重里(2005). 海馬―脳は疲れない 新潮文庫
マッガウ, L.J., 久保田競・大石高生(訳) (2006). 記憶と情動の脳科学 講談社ブルーバックス
高橋雅延 (1999). 記憶のふしぎがわかる心理学 日本実業出版社

C. 学習
伊藤正人(2005). 行動と学習の心理学 昭和堂
実森正子・中島定彦 (2000). 学習の心理 サイエンス社
久美沙織(2003). 人生思い通りにコトを運ぶ法 三笠書房
小野浩一(2005). 行動の基礎 豊かな人間理解のために 培風館
杉山尚子(2005). 行動分析学入門: ヒトの行動の思いがけない理由 集英社新書
渡辺芳之・佐藤達哉 (2000). 図解心理学のことが面白いほどわかる本―本当のことがホントにわかる! 中経出版

2 件のコメント:

fylgia さんのコメント...

先生ご推薦の書籍「人生思い通りにコトを運ぶ法」がおもしろそうだったので、読んでみようと思い、書店に発注しましたが、品切れで入手不可の書籍でした。親和の図書館も未所蔵です。

Toshi さんのコメント...

fylgiaさん
ほとんどコメントのないブログなので,今になって気づきました。
書店では品切れとのことですが,Amazonのマーケットプレイスでは7点出品されています。別にAmazonの回し者ではありませんが,利用されてもよいかも知れません。
また,もし私を個人的に捕まえられる距離にいるのであれば,お貸しすることもできますので,どうぞご遠慮なく。